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修道生活豆知識  Q&A

女の子 シスターたちは、年に一回、長い黙想をすると聞きました。
具体的には、どのくらいの長さの黙想をするのですか?

シスター 年に一回、8日間の黙想をするようにと、会憲に定められています。
 みことば(聖書)を時間をかけてゆっくりと味わいます。
 その中で、神さまがわたしにどのように働きかけてくださっているかを知ることができます。
 自分のことだけを見つめるのではなく、祈りの中で、神さまからの招き、神さまの呼びかけに耳を傾けます。

 グループで行う黙想会では、テーマが決められています。神父さまの指導のもとで、講話を聞き、祈りのヒントを得て、祈れるようになっています。
 希望者には、神父さまとの個人面接もあって、個別に指導をしていただけます。

 黙想の間は、すべて沈黙です。参加者とも声に出して挨拶することはしません。どうしても必要なときには、最小限のことを小声で話します。
 食事中も沈黙を守り、食後の後片付けも沈黙のうちに行います。意識の深いところで神さまと出会い、交わるためです。

 このようにして、完全に日常の生活から離れて、神さまだけに向かう恵みの日々を送ります。



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